
「リカバリーウェアに興味があるけど、寝るとき専用でしょ?」と思っていませんか。実は今、日中の仕事中に着られるリカバリーウェアが続々と登場しています。
デスクワークで肩や腰がガチガチ。在宅勤務で一日中座りっぱなし。立ち仕事で夕方にはもうクタクタ。こうした「日中の疲労」に目を向けたブランドが増えてきました。
この記事では、仕事中に着ることを前提に設計されたリカバリーウェアを中心に、TENTIAL MIGARUシリーズ、ReD、ReFa バイタルテック、AOKI パジャマスーツ リカバリーなどのブランドを比較します。さらに、ワークマンやエレコムなど低価格帯の選択肢や、各ブランドが採用する特殊繊維の違い、科学的な根拠についても掘り下げます。オフィス・在宅勤務・立ち仕事など、シーン別の選び方もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
TENTIAL MIGARU ワークウェアシリーズ
一般医療機器として届出済のワークウェア
ライトニット半袖Tシャツ 9,592円(税込)〜
目次
- 1 仕事中に着るリカバリーウェアとは?「夜だけ」から「日中のコンディショニング」へ
- 2 仕事中に着るべき理由|日本人の座位時間は世界最長
- 3 夜用と昼用リカバリーウェアは何が違う?3つの比較ポイント
- 4 仕事中に着られるリカバリーウェア ブランド比較表【2026年最新】
- 5 特殊繊維テクノロジーの違いを比較|SELFLAME® vs VITALTECH® vs PHT vs 高純度セラミック
- 6 リカバリーウェアの科学的根拠|早稲田大学・筑波大学の研究から読み解く
- 7 オフィス向き・在宅向き・立ち仕事向き|シーン別おすすめの選び方
- 8 あなたに合うのはどれ?仕事スタイル別フローチャート
- 9 初めて仕事中用リカバリーウェアを買うならどれ?予算別・目的別の選び方
- 10 1週間の着回しシミュレーション|オフィス勤務の場合
- 11 ワークマン・ユニクロとの違いは?低価格リカバリーウェアとの比較
- 12 「高い」「本当に効くの?」仕事中リカバリーウェアの気になる疑問に答えます
- 13 夜はBAKUNE、昼はMIGARU。TENTIALの「24時間コンディショニング」
- 14 仕事中に着られるリカバリーウェア比較 まとめ
- 15 仕事中リカバリーウェアに関するよくある質問(FAQ)
仕事中に着るリカバリーウェアとは?「夜だけ」から「日中のコンディショニング」へ
リカバリーウェアといえば、パジャマやルームウェアのイメージが強い方も多いのではないでしょうか。しかし2025年〜2026年にかけて、各ブランドが「日中に着用する」ことを想定したリカバリーウェアを次々と発表しています。
その背景にあるのは、働く人の「日中疲労」への関心の高まりです。TENTIALは2026年3月、筑波大学の松井崇准教授と共同で、認知疲労を軽減する衣服開発に向けた基礎研究を開始したと発表しました(出典:PR TIMES)。衣服が集中力や認知機能に与える影響を科学的に解明しようという取り組みです。
また、日本能率協会総合研究所の推計によると、リカバリーウェアの国内市場規模は2024年の約189億円から、2030年には約1,700億円に達する見通しです(出典:日本能率協会総合研究所)。約9倍の成長が予測される中、各ブランドが「夜だけでなく日中も」という新しい着用シーンの開拓に力を入れています。
リカバリーウェアの市場は「寝るときだけ着る」段階を超え、「仕事中もコンディションを整える」という方向へ広がっています。

仕事中にリカバリーウェアって、見た目は大丈夫なの?パジャマっぽくならない?

それがポイントなんです。今はオフィスでも違和感なく着られるデザインや、服の下に仕込めるインナータイプが充実しています。ブランドごとのアプローチを見てみましょう。
仕事中に着るべき理由|日本人の座位時間は世界最長
そもそも、なぜ「仕事中に着るリカバリーウェア」が注目されているのでしょうか。その理由のひとつが、日本人の座位時間の長さです。
スポーツ庁が紹介するオーストラリアの研究によると、日本人の1日の座位時間は世界20カ国の中で最も長い「7時間」と報告されています(出典:スポーツ庁)。長時間座り続けることで血流や筋肉の代謝が低下し、肥満、糖尿病、心血管疾患など健康に害を及ぼす危険性が指摘されています。
厚生労働省も、1日の総座位時間が8時間を超えると死亡リスクが増加するとのデータがあることを示しています(出典:厚生労働省「座位行動」PDF)。デスクワーク中心の仕事をしている方は、通勤時間も合わせると1日10時間以上座っていることも珍しくありません。
こうした背景から、「夜の睡眠中だけでなく、長時間座りっぱなしの日中にこそ血行促進が必要ではないか」という発想が生まれ、仕事中に着るリカバリーウェアへの注目が高まっています。
夜用と昼用リカバリーウェアは何が違う?3つの比較ポイント
「夜に着るリカバリーウェア」と「日中に着るリカバリーウェア」では、求められる要素が異なります。ここでは3つの観点で違いを整理します。
1. デザイン性:見られても問題ないか
夜用のリカバリーウェアは「パジャマ型」が主流で、ゆったりしたシルエットと柔らかい素材感が特徴です。一方、日中用は「ワークウェア型」「インナー型」「セットアップ型」に分かれます。
ワークウェア型は、オフィスやリモート会議でも違和感のないデザインが求められます。TENTIALのMIGARUシリーズはポロシャツやニットTシャツ、スラックスといったビジネスシーンにもなじむラインナップを展開しています。
インナー型は、ワイシャツやジャケットの下に着るスタイルです。ReDのインナーウェアは薄さ1mm以下の生地でも機能を発揮する設計で、スーツスタイルとの併用を前提としたVネック・Uネックが用意されています。
セットアップ型は、AOKIのパジャマスーツ®リカバリーに代表される「見ためスーツ、着心地パジャマ」のスタイル。スーツメーカーならではのフォーマルなシルエットとリカバリー機能を両立しています。
2. 素材と機能:動きやすさ・通気性
夜用は寝返りのしやすさや肌あたりの良さが重視されます。日中用は長時間の着座に対応するストレッチ性、汗をかいてもベタつかない吸汗速乾性、シワになりにくいイージーケア性が大切になります。
たとえばTENTIAL MIGARUのライトニットシリーズは、ポリエステル100%のニット素材で、シワになりにくく乾燥機にも対応します。出張先で洗濯しても翌朝にはすぐ着られるというメリットがあります。
3. 着用シーン:何時間着るのか
夜用は就寝中の約7〜8時間の着用を想定しています。日中用は、通勤時間も含めて8〜12時間以上着ることになるケースもあるでしょう。そのため、長時間着ていてもストレスにならない軽さと、身体を締めつけない立体的なパターン設計が求められます。
| 比較項目 | 夜用(パジャマ型) | 昼用(ワークウェア・インナー型) |
|---|---|---|
| デザイン | リラックスシルエット | オフィス対応/インナー仕様/スーツ見え |
| 重視する機能 | 肌あたり・寝返りのしやすさ | ストレッチ性・吸汗速乾・シワ耐性 |
| 想定着用時間 | 7〜8時間 | 8〜12時間以上 |
| おすすめ利用シーン | 自宅での睡眠時 | 通勤・オフィス・在宅勤務・出張 |
「仕事中もリカバリーしたいけど、パジャマで出勤はできない」という方が注目しているのが、まさにこの「昼用リカバリーウェア」です。ここからは、具体的なブランドを比較していきます。
なお、デスクワークの疲れに悩んでいる方は「デスクワーカー向けリカバリーウェアの選び方」の記事もあわせてご覧ください。
仕事中に着られるリカバリーウェア ブランド比較表【2026年最新】
ここでは、日中の着用を公式に想定しているブランドを中心に、比較表で整理します。それぞれの特徴を客観的にまとめましたので、自分の働き方に合うブランドを探す参考にしてください。
| ブランド | 日中向けアイテム | タイプ | 一般医療機器届出 | 価格帯(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| TENTIAL MIGARU |
ライトニットTシャツ ポロシャツ スラックス 他 |
ワークウェア型 | あり(一部製品を除く) | 約9,600円〜 | SELFLAME®繊維使用。オフィス・出張対応デザイン。乾燥機OK |
| ReD | Vネックインナー Uネックインナー Tシャツ |
インナー型 | あり | 3,960円〜 | VITALTECH®繊維使用。薄さ1mm以下。スーツの下に着用可。累計出荷100万枚突破 |
| ReFa バイタルテック |
半袖インナー ルームウェア ワンピース カップ付きブラ(26SS新作) |
インナー型+ルームウェア型 | あり(※26SSインナーの一部は非該当) | インナー 8,800円〜 上下セット 28,600円〜 |
モイストスムース素材。なめらかな肌触り。在宅勤務向き |
| AOKI リカバリーケアプラス |
パジャマスーツ®リカバリー (ジャケット・パンツ) インナー |
セットアップ型+インナー型 | あり | インナー 4,389円〜 ジャケット 8,789円〜 プレミアムJK 21,890円 |
スーツ見えするリカバリーウェア。高純度セラミック繊維使用。デオドラント消臭テープ付き |
| ワークマン メディヒール |
半袖インナー アクトプルオーバー Tシャツ |
インナー型+カジュアル型 | あり | インナー 990円〜 長袖シャツ 1,900円〜 |
業界最安値クラス。1週間で120万点販売の実績。在宅ワーク向き |
| VENEX | リカバリーデイズ コンフォートポンチ |
カジュアルウェア型 | あり | 約8,000円〜 | PHT繊維使用。休養時専用の位置づけだが在宅では活用可 |

ワークマンの990円インナーって驚きだね。ReDが3,960円、MIGARUのTシャツが約9,600円か。価格の幅がけっこうあるんだなぁ。

そうですね。「インナーとして仕込む」か「1枚でそのまま着る」かが大きな分かれ目です。価格だけでなく、使われている繊維技術やデザイン性も異なるので、自分の仕事スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
TENTIAL MIGARU(ミガル)の特徴
TENTIALのMIGARUシリーズは、「ワークウェアとしてのリカバリーウェア」というコンセプトを掲げています。2026年3月に発売された春夏コレクションでは、ライトニットシリーズ、スムースリカバリーシリーズ、ライトストレッチスラックス、メッシュニットポロシャツ、エアテックシリーズの5ラインが展開されています。
一般医療機器として届出済の製品(一部を除く)には、特殊機能繊維SELFLAME®が使われています。SELFLAME®は極小のセラミックス粉末を繊維に練り込んだもので、身体から発せられる遠赤外線を輻射し、血行を促進することで疲労回復が期待できます。
デザイン面では、オフィスでの会議やリモートMTGでも違和感のないきれいめなシルエットに仕上がっています。乾燥機に対応する素材を採用しているため、出張時にも扱いやすい点が人気です。
TENTIAL MIGARU ワークウェアシリーズ
ライトニット・ポロシャツ・スラックスなど多彩なラインナップ
ReD(レッド)の特徴
ReDは、ReFaやSIXPADを展開するMTGが2025年7月に発売したリカバリーウェアブランドです。「24時間リカバリー」をコンセプトに掲げ、日中のインナーと夜のパジャマの両方を展開しています。発売からわずか約5ヶ月で累計出荷数100万枚を突破したことがMTGから発表されており(出典:共同通信PRワイヤー)、リカバリーウェア市場で急速に存在感を高めています。
ReDの最大の特徴は、8つの天然鉱石を配合したMTG独自の特殊繊維「VITALTECH®(バイタルテック)」です。この繊維は薄さ1mm以下の生地でも機能を発揮するため、ワイシャツやジャケットの下にインナーとして着用しても着ぶくれしません。
インナーウェアは3,960円(税込)からと、リカバリーウェアとしては手に取りやすい価格帯です。VネックやUネックなど、襟元からはみ出しにくいデザインが選べるのもビジネスパーソンにはうれしいポイントです。なお、ReDの中で最も売れているアイテムは男性用の「Vネックインナー半袖」とのことです。
ReDとBAKUNEの違いが気になる方は、「ReD vs BAKUNE 徹底比較」の記事もご覧ください。
ReD バイタルテック インナーウェア
Vネック半袖 3,960円(税込)〜
ReFa バイタルテック(バイタルウェア)の特徴
美容ブランドとして知られるReFaは、2025年にリカバリーウェア市場に参入しました。「ReFa VITALWEAR」として、インナーウェアからルームウェア、パジャマまで幅広く展開しています。
特筆すべきは、肌触りと質感へのこだわりです。「モイストスムース」素材を使ったルームウェアは、なめらかでとろみのある着心地が特徴で、オフィス対応可能なワンピースタイプも用意されています。半袖インナーは8,800円(税込)からで、日中に服の下に着用するスタイルにも対応しています。
2026年春夏(26SS)からは、カップ付きブラ、キャミソール、タンクトップのインナーが新たに登場しています。ただし、この26SSインナーは一般医療機器の規定には該当しないとMTGから公表されている点にはご注意ください(出典:PR TIMES)。
ReFaとBAKUNEの比較が気になる方は、「レディースBAKUNE vs ReFa バイタルウェア比較」もあわせてご覧ください。
ReFa バイタルテック リカバリーウェア
インナーからルームウェアまで豊富なラインナップ
AOKI リカバリーケアプラス/パジャマスーツ®リカバリーの特徴
紳士服ブランドのAOKIは、「見ためスーツ、着心地パジャマ」をコンセプトにした「パジャマスーツ®リカバリー」を展開しています。スーツメーカーならではの強みを活かし、ビジネスシーンでそのまま着用できるセットアップタイプのリカバリーウェアです。
「リカバリーケアプラス®」シリーズは2022年6月に販売を開始。高純度セラミック繊維を練り込んだ生地を使用しており、洗濯しても効果が持続するとされています。パジャマスーツ®リカバリーのジャケットは8,789円(税込)から、プレミアムジャケットは21,890円(税込)。日中用のインナーシリーズも展開しており、半袖Uネックインナーが4,389円(税込)から用意されています。
通勤からオフィス、外回りまで違和感なく着られるフォーマルさと、一般医療機器として届出済の疲労回復機能を両立しています。ルームウェアの上下セットは8,990円〜9,990円(税込)で、デオドラント消臭テープ付きなのもうれしいポイントです。
AOKI パジャマスーツ®リカバリー
スーツメーカー発の仕事着リカバリーウェア
ワークマン メディヒールの特徴
ワークマンは「MEDIHEAL®(メディヒール)」ブランドでリカバリーウェア市場に参入し、「リカバリーウェア業界No.1」を宣言しています。2026年2月10日の発売開始から1週間で約120万点を販売したと公表されており、爆発的な人気を集めています。
最大の特徴は価格です。インナーは990円(税込)から、長袖シャツは1,900円(税込)から購入でき、一般医療機器として届出済でありながら業界最安値クラスの価格設定です。2026年春夏モデルでは全36アイテムが展開されており、パイル生地のプルオーバー(2,500円)などデスクワークやワンマイル向けのアイテムも充実しています。
ただし、ワークマンのリカバリーウェアはルームウェアやカジュアルウェアの位置づけが中心です。MIGARUやAOKIのようにオフィスで「仕事着として」1枚で着るきちんと感はないため、在宅勤務やインナーとしての活用が現実的でしょう。人気が高く店頭では売り切れが多い点にも注意が必要です。
特殊繊維テクノロジーの違いを比較|SELFLAME® vs VITALTECH® vs PHT vs 高純度セラミック
リカバリーウェアの効果を決める重要な要素が、各ブランドが独自に開発した「特殊繊維」です。いずれも遠赤外線の輻射による血行促進を目的としていますが、使用する鉱物や加工方法はそれぞれ異なります。仕事中に着る観点から、各繊維の特徴を整理します。
| 繊維名 | 開発元 | 原材料・加工 | 特徴 | 薄手対応 | 仕事着との相性 |
|---|---|---|---|---|---|
| SELFLAME® | TENTIAL | 極小セラミックス粉末を繊維に練り込み | 体温(遠赤外線)を生地と肌の間で輻射。乾燥機対応素材あり | 〇 | ◎(ワークウェアとして設計) |
| VITALTECH® | MTG(ReD / ReFa) | 8つの天然鉱石を独自配合 | 身体から放出される遠赤外線を吸収し再放出。薄さ1mm以下でも機能発揮 | ◎ | ◎(インナー特化で仕込みやすい) |
| PHT繊維 | VENEX | ナノプラチナなどの鉱物をコーティング | 副交感神経にアプローチ。休養時専用を推奨 | △ | △(休養時着用を推奨。運転中の着用は控えるよう案内あり) |
| 高純度セラミック繊維 | AOKI | 高純度セラミックを糸に練り込み | 洗濯しても効果が持続。デオドラント消臭機能も付加 | 〇 | ◎(スーツ見えのセットアップ設計) |
| Medilect™ | エレコム | 極小高純度セラミックスを特殊製法で生地に配合 | PC周辺機器メーカーが「デスクワーク向け」として設計 | 〇 | 〇(ルームウェア型中心。在宅勤務向き) |
仕事中に着る場合に特に重要なのは「薄手対応」と「仕事着との相性」です。既存のスーツやワイシャツの下に仕込むならVITALTECH®(ReD)の薄さが有利です。1枚でそのまま仕事着として着るなら、ワークウェアとして設計されたSELFLAME®(MIGARU)やスーツ見えの高純度セラミック繊維(AOKI)が選択肢になります。
VENEXのPHT繊維は高い評価を得ていますが、公式に休養時の着用を推奨しており、運転中の着用を控えるよう案内しています。仕事中にガッツリ着たい方よりは、在宅でのリラックスタイムに向いています。
リカバリーウェアの科学的根拠|早稲田大学・筑波大学の研究から読み解く
「本当に効果があるの?」という疑問は、リカバリーウェアを検討するうえで避けて通れません。ここでは、2025年〜2026年に発表された大学の研究結果を紹介します。
早稲田大学睡眠研究所の実証実験(2026年1月発表)
早稲田大学睡眠研究所は、遠赤外線を放射する繊維素材を使ったリカバリーウェアが睡眠に与える影響について、客観的な生理指標を用いた実証実験を行いました(出典:早稲田大学)。
この研究では脳波、深部体温(鼓膜温)、発汗量、心拍変動をウェアラブルセンサーで同時に測定し、主観評価に依らない客観的な評価を実施しました。その結果、リカバリーウェア着用時には入眠過程において深部体温の低下が促進され、睡眠中盤では発汗量の低下が確認されたとのことです。これは体温調節の負荷が軽減された可能性を示唆しています。
なお、総睡眠時間や睡眠効率自体に大きな差は見られなかったとも報告されており、「劇的に睡眠が変わる」というものではなく、「睡眠を安定させる可能性がある」という位置づけで理解するのが適切です。
筑波大学×TENTIAL 認知疲労の共同研究(2026年3月開始)
TENTIALは2026年3月、筑波大学の松井崇准教授と共同で、「認知疲労を軽減する衣服開発に向けた基礎研究」を開始したと発表しました(出典:PR TIMES)。
この研究は、衣服が認知機能や集中力に与える影響を科学的に解明することを目的としています。仕事中のパフォーマンスに直結する「認知疲労」を研究対象としている点が特徴的で、「仕事中に着るリカバリーウェア」という方向性に学術的な裏付けを得ようとする取り組みといえます。研究成果が発表されれば、今後のワークウェア開発に大きな影響を与えるでしょう。
リカバリーウェアの効果について知っておくべきこと
一般医療機器として届出済のリカバリーウェアが表示できる効果は、「血行促進」「疲労回復」「筋肉のコリ改善」「筋肉の疲れの軽減」などに限定されています。過度な期待は禁物ですが、遠赤外線による血行促進のメカニズム自体は科学的に確認されており、複数の大学での研究が進んでいます。
効果の感じ方には個人差があること、そして継続的な着用が推奨されていることを理解したうえで、自分に合ったアイテムを選ぶことが大切です。
オフィス向き・在宅向き・立ち仕事向き|シーン別おすすめの選び方
「自分にはどのブランドが合うのか」を判断するには、普段の働き方を基準に考えるのが近道です。ここでは3つのシーンに分けて、おすすめの選び方を整理します。
【オフィス勤務】見た目重視ならMIGARUかAOKI、インナーならReD
毎日オフィスに出勤し、同僚やクライアントの目がある環境で働く方にとって、デザインのきちんと感は譲れないポイントです。
TENTIALのMIGARUシリーズは、ニットTシャツやポロシャツ、スラックスなど、1枚でそのまま仕事着になるアイテムが揃っています。2026年春夏コレクションでは、メッシュニットのポロシャツも登場し、クールビズにも対応する設計です。
AOKIのパジャマスーツ®リカバリーは、スーツメーカーが作った「完全に仕事着として成立するリカバリーウェア」。営業職やフォーマルな服装が求められる職種には心強い選択肢です。
「服装に制限がある」「今のスーツやジャケットはそのまま使いたい」という場合は、ReDのインナーがおすすめです。薄手なので、既存のワードローブを変えずにリカバリー機能を追加できます。
【在宅勤務】快適さ重視ならMIGARU テックスウェットかReFa ルームウェア
在宅勤務の日は、動きやすさとリラックス感が大切です。一方で、急なリモート会議にも対応できる見た目も欲しいところ。
TENTIAL MIGARUのテックスウェットシリーズは、プルフーディーとジョガーパンツのセットアップ。ダンボールニット素材でハリ感があり、コンビニや郵便局程度の外出ならそのまま出かけられるデザインです。
ReFaのルームウェアは、モイストスムース素材の上品な質感が魅力です。ワンピースタイプはオフィス使いもできるクオリティで、在宅勤務の「オンオフの境界があいまい」な環境によく合います。
コストを抑えたい場合は、ワークマンのメディヒール アクトプルオーバー(2,290円〜)やパイル生地のフーディー(2,500円)も選択肢に入ります。在宅で周囲の目を気にしなくていい環境であれば、カジュアルなデザインでも十分に機能を活かせます。
在宅勤務と慢性的な疲労の関係については、「在宅勤務と慢性疲労の対策」の記事で詳しく解説しています。
【立ち仕事・介護職】動きやすさ重視ならReDインナーかMIGARU スムースリカバリー
看護師、介護職、販売員など、立ち仕事で常に動いている方にとっては、ストレッチ性と吸汗速乾性が大切な要素になります。
ReDのインナーウェアは吸水速乾性を備えており、動きの多い仕事中でも快適に着用できます。インナーなので制服やユニフォームの下に着られるのもメリットです。
TENTIALのMIGARU スムースリカバリーシリーズは、ストレッチ性に優れた素材を使用し、身体の動きを妨げない設計です。半袖Tシャツタイプは、ユニフォームのインナーとしても使いやすいでしょう。
介護職の疲労対策に興味がある方は、「介護士の疲労対策とリカバリーウェア」の記事もご参照ください。
| シーン | 重視するポイント | おすすめアイテム |
|---|---|---|
| オフィス勤務 (きちんと見え) |
デザイン性・フォーマル感 | MIGARU ライトニット AOKI パジャマスーツ®リカバリー ReD インナー |
| 在宅勤務 (リラックス+見た目) |
快適性・リモート対応 | MIGARU テックスウェット ReFa ルームウェア ワークマン メディヒール |
| 立ち仕事・介護職 (動き+制服対応) |
ストレッチ性・吸汗速乾・薄手 | ReD インナー MIGARU スムースリカバリー Tシャツ |
TENTIAL MIGARU ワークウェアシリーズ
オフィスも在宅も出張も。シーンを選ばない仕事着リカバリー
あなたに合うのはどれ?仕事スタイル別フローチャート
「結局、自分にはどれが合うの?」という方のために、簡易的なフローチャートを用意しました。ご自身の仕事スタイルに沿って進んでみてください。
Q1. あなたの主な仕事スタイルは?
A)毎日オフィスに出勤 → Q2へ
B)在宅勤務が中心 → Q3へ
C)立ち仕事・介護職・店舗勤務 → おすすめ:ReD インナー or MIGARU スムースリカバリー
Q2. オフィスでの服装は?
A)スーツ・ジャケット必須 → おすすめ:AOKI パジャマスーツ®リカバリー or ReDインナー
B)ビジカジ・きれいめOK → おすすめ:MIGARU ライトニット or メッシュニットポロ
C)服装自由 → おすすめ:MIGARU テックスウェット
Q3. 在宅勤務で重視するのは?
A)急なリモート会議にも対応したい → おすすめ:MIGARU テックスウェット or ReFa ルームウェア
B)とにかく快適さ優先 → おすすめ:ReFa ルームウェア or ワークマン メディヒール
C)予算を抑えたい → おすすめ:ワークマン メディヒール or ReDインナー
初めて仕事中用リカバリーウェアを買うならどれ?予算別・目的別の選び方
「気になってはいるけど、まだ1着も持っていない」という方に向けて、予算と目的から最初の1枚を選ぶ方法を整理します。
とにかく安く試してみたい方:ワークマン メディヒール インナー(990円〜)
「リカバリーウェアが気になるけど、まずは最小限の投資で試したい」という方には、ワークマンのメディヒール インナー(990円〜)が選択肢に入ります。一般医療機器として届出済でありながら、驚異的な低価格です。ただし、店頭での入手が難しい場合があること、また仕事着としてのデザイン性は他ブランドに譲る点は理解しておきましょう。
手頃に確実に試したい方:ReDのインナー(3,960円〜)
リカバリーウェアを初めて試す場合、いきなり上下セットで数万円を出すのは抵抗があるかもしれません。ReDのインナーは3,960円(税込)からと手頃で、普段のインナーを替えるだけで始められます。楽天市場やAmazonなど購入しやすいチャネルが豊富なのもメリットです。「合わなかったらどうしよう」という不安を最小限に抑えられます。
仕事着も兼ねたい方:TENTIAL MIGARU ライトニット(約9,600円〜)
「リカバリーウェアを買うなら、そのまま仕事で着られるものがいい」という方には、TENTIAL MIGARUのライトニットシリーズがおすすめです。半袖Tシャツが約9,600円(税込)から用意されており、一般医療機器として届出済の機能とビジネスにも使えるデザインを兼ね備えています。
特殊機能繊維SELFLAME®は、身体から発せられる遠赤外線を輻射し、血行を促進します。デスクワークで凝り固まりやすい方にとって、「仕事着として着ているだけで疲労軽減につながる」という点は見逃せないポイントです。
夜も昼も使い倒したい方:ReD パジャマ+インナーの組み合わせ
日中はReDのインナーを仕事着の下に着て、帰宅後はReDのパジャマに着替える。こうした「24時間リカバリー」の使い方ができるのは、インナーとパジャマを同一ブランドで展開するReDの強みです。パジャマの上下セットは13,200円(税込)から用意されています。
フォーマルな職場で使いたい方:AOKI パジャマスーツ®リカバリー
営業職など「スーツは崩せない」環境の方には、AOKIのパジャマスーツ®リカバリーが唯一の選択肢といえるかもしれません。ジャケット8,789円〜、パンツ7,689円〜で、リカバリー機能付きのセットアップが手に入ります。見た目は完全にスーツなので、クライアント対応の場面でもまったく違和感がありません。
1週間の着回しシミュレーション|オフィス勤務の場合
「実際に仕事で使うとしたら、何枚くらい必要なの?」という疑問に応えるため、オフィス勤務の方を想定した1週間の着回し例を紹介します。
| 曜日 | トップス | ボトムス | 備考 |
|---|---|---|---|
| 月 | MIGARU ライトニット半袖Tシャツ | MIGARU ライトストレッチスラックス | きちんと見えスタイル。洗濯→乾燥機で当日中に乾燥 |
| 火 | ReDインナー+手持ちのワイシャツ | 手持ちのスラックス | 既存のワードローブにインナーをプラス |
| 水 | MIGARU メッシュニットポロシャツ | MIGARU ライトストレッチスラックス | 月曜の洗い替え。クールビズ対応 |
| 木 | ReDインナー+手持ちのジャケット | 手持ちのスラックス | ジャケットスタイルでもインナーでリカバリー |
| 金 | MIGARU ライトニット半袖Tシャツ(2枚目or月曜の洗濯済) | 手持ちのパンツ | カジュアルフライデー |
この例では、MIGARUのトップス2枚+スラックス1本+ReDインナー2枚が最小構成です。初期投資の目安はMIGARU(約9,600円×2+約13,000円)+ReD(約3,960円×2)で約40,000円前後。仕事着の買い替えと考えれば非現実的な金額ではありません。「全部一気に揃えるのはハードルが高い」という方は、まずReDインナー1枚から始めて、気に入ったらMIGARUを追加するというステップアップもおすすめです。

1万円以下で始められるなら、ちょっと試してみようかな。でも「本当に効果あるの?」って正直まだ半信半疑なんだけど…。

ここで紹介したブランドは、いずれも一般医療機器として届出済の製品を展開しています。「家庭用遠赤外線血行促進用衣」という区分で、血行を促進し疲労軽減を図るものです。早稲田大学の実証実験でも、睡眠の安定に寄与する可能性が客観的な生理指標で確認されています。まずは手頃な1枚から試して、自分の身体で変化を確かめるのがおすすめです。
「一般医療機器」とは?
リカバリーウェアの多くは「家庭用遠赤外線血行促進用衣」という一般医療機器として届出されています。「届出」とは、メーカーが製品の安全性や性能を確認し、所定の届出を行ったことを意味します。「承認」や「認証」とは異なる手続きですので、混同しないよう注意しましょう。一般医療機器は、人体へのリスクがきわめて低いものとして分類されています。
ワークマン・ユニクロとの違いは?低価格リカバリーウェアとの比較
リカバリーウェアを検討する際、「ワークマンやユニクロでも似たようなものが買えるのでは?」と考える方もいるでしょう。ここではよく比較される2ブランドとの違いを整理します。
ワークマン「メディヒール」との違い
ワークマンのメディヒールは一般医療機器として届出済のリカバリーウェアであり、インナー990円〜という価格は圧倒的です。在宅ワークやルームウェアとしては十分に活躍します。
一方で、MIGARUやAOKIのように「オフィスで1枚で着られるきちんとしたデザイン」のアイテムは展開されていません。あくまでカジュアルウェア・インナーの位置づけです。また人気が集中しており、店頭やオンラインで売り切れが多い点にも注意が必要です。
まとめると、「在宅勤務やリラックスタイムで安く試したい」ならワークマン、「オフィスでの仕事着として使いたい」ならMIGARUやAOKI、「既存のスーツの下に仕込みたい」ならReDという住み分けになります。
ユニクロのヒートテックとの違い
「リカバリーウェア ユニクロ」という検索も多いですが、2026年3月時点でユニクロは一般医療機器として届出済のリカバリーウェアを展開していません。ユニクロのヒートテックは体から出る水蒸気を吸収して発熱する「吸湿発熱」の仕組みであり、リカバリーウェアの「遠赤外線の輻射による血行促進」とはメカニズムが異なります。
ヒートテックは防寒インナーとしては優秀ですが、一般医療機器としての「血行促進」「疲労回復」の効果をうたえるものではありません。この違いを理解したうえで、目的に合った製品を選ぶことが大切です。
「高い」「本当に効くの?」仕事中リカバリーウェアの気になる疑問に答えます
仕事中用のリカバリーウェアを検討している方がよく抱く疑問に、ここでまとめてお答えします。
Q. 普通のTシャツと比べて高くないですか?
たしかに、一般的なTシャツと比べると価格は高めです。ただし、仕事着としての機能(シワ耐性・ストレッチ性・乾燥機対応)を考慮すると、「高機能ビジネスウェア+リカバリー機能」と捉えるとイメージしやすくなります。
ReDのインナーであれば3,960円から、ワークマンのインナーなら990円から購入でき、一般的な機能性インナーと大差ない価格帯です。「まず1枚試す」というハードルは決して高くありません。
Q. 洗濯しても機能は落ちないのですか?
各ブランドとも、家庭での洗濯に対応した設計です。TENTIALのMIGARUライトニットは乾燥機にも対応しており、出張先での洗濯も想定されています。ReDのインナーも吸水速乾性を備え、繰り返し洗濯して使うことを前提に作られています。AOKIのリカバリーケアプラスは高純度セラミックを糸に練り込んでいるため、洗濯しても効果が持続するとされています。具体的な洗濯方法は各製品の取り扱い表示をご確認ください。
Q. インナーとして着る場合、素肌に直接着るべきですか?
多くのリカバリーウェアは、肌に近い位置で着用するほど遠赤外線の輻射効果が得られやすいとされています。素肌の上に直接着るか、薄手の下着の上に着るのが一般的な着用方法です。ただし、肌の状態や着心地の好みに合わせて調整して問題ありません。
Q. 運転中にも着て大丈夫ですか?
ブランドによっては「運動時や運転中の着用はお控えください」と案内しているものがあります(例:VENEX)。仕事の移動中に着用する場合は、各ブランドの公式サイトで注意事項を確認してから使用しましょう。TENTIAL MIGARUやReD、AOKIのリカバリーケアプラスは、日中の通常活動時の着用を前提としています。
Q. 夏場でも仕事中に着られますか?
各ブランドとも春夏向けのラインナップを強化しています。TENTIALのMIGARUは2026年春夏でエアテックシリーズやメッシュニットポロシャツなど通気性を重視したアイテムを展開。ReDのインナーは吸水速乾性を備えており、薄手なので夏場のスーツスタイルにも対応しやすい設計です。ワークマンのメディヒールも半袖インナーを990円で用意しています。
夜はBAKUNE、昼はMIGARU。TENTIALの「24時間コンディショニング」
TENTIALは夜の睡眠時にはBAKUNEシリーズ、日中の仕事時にはMIGARUシリーズと、シーンに応じたリカバリーウェアを展開しています。共通して使用されている特殊機能繊維SELFLAME®は、身体から発せられる遠赤外線を輻射し、血行を促進します。
BAKUNEは100万セット販売の実績(トップス・ボトムス2点で1セット換算、累計販売数は2024年12月時点)を持つリカバリーパジャマとして知られています。睡眠環境を整える着心地や寝返りのしやすさにこだわった設計が特徴です。
「夜はBAKUNEでしっかり休み、昼はMIGARUで仕事中もコンディションを整える」。この組み合わせは、24時間を通して身体のケアを意識したい方にとって有力な選択肢になるでしょう。
BAKUNE リカバリーパジャマ
SELFLAME®繊維が身体から発せられる遠赤外線を輻射し、血行を促進
仕事中に着られるリカバリーウェア比較 まとめ
リカバリーウェアは「夜に着るパジャマ」から「日中の仕事中にも着るコンディショニングウェア」へと進化しています。市場規模は2024年の189億円から2030年には1,700億円に達する見通しであり、各ブランドの競争はますます激しくなっています。この記事で紹介した内容をまとめます。
- 日本人の座位時間は世界最長7時間。日中の血行促進ニーズが高まっている
- 仕事中に着るなら「ワークウェア型」「インナー型」「セットアップ型」の3つのタイプがある
- TENTIAL MIGARUはオフィスでも着られるワークウェア型。SELFLAME®繊維使用で一般医療機器として届出済
- ReDはスーツの下に仕込めるインナー型。3,960円(税込)からと手頃で、累計出荷100万枚を突破
- ReFa バイタルテックは質感にこだわったインナー+ルームウェア型。在宅勤務との相性が良い(※26SSインナーの一部は一般医療機器非該当)
- AOKIのパジャマスーツ®リカバリーはフォーマルな職場にも対応するセットアップ型。インナーは4,389円〜
- ワークマン メディヒールは990円〜の業界最安値クラス。在宅ワーク向きだがオフィス着としてのデザイン性は限定的
- 早稲田大学の実証実験で、リカバリーウェアが睡眠を安定させる可能性が客観的に確認されている
- 初めて試すなら、ReDのインナー1枚から。仕事着も兼ねたいならMIGARU ライトニットがおすすめ
日中の疲労は、夜の休息だけでは解消しきれないこともあります。「着ているだけで、仕事中も身体をケアできる」リカバリーウェアは、忙しい毎日を送る方にとって試す価値のある選択肢です。
まずは1枚、日中のコンディショニングを始めてみませんか。
TENTIAL MIGARUシリーズ
日中用リカバリーワークウェア
ReD バイタルテック インナーウェア
いつものインナーを替えるだけ
BAKUNE リカバリーパジャマ
睡眠環境を整える着心地と寝返りのしやすさ
仕事中リカバリーウェアに関するよくある質問(FAQ)



