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リカバリーウェアの下にヒートテックはおすすめしない理由

寒い冬の夜、リカバリーウェアの下にヒートテックを着たら暖かそう…って思うんだけど、実際どうなの?

私もそれ気になってた!暖かさと疲労回復、両方ほしいよね。
「リカバリーウェアの下にヒートテックを着たい」と考える方は少なくありません。冬の寒さ対策としてヒートテックは定番アイテムですし、リカバリーウェアで疲労回復も期待したい。両方の良いところを取り入れたい気持ちはよく分かります。
しかし、結論からお伝えすると、リカバリーウェアの下にヒートテックを着ることはおすすめしません。
その理由は、両者の「仕組み」がまったく異なるためです。リカバリーウェアとヒートテックでは、暖かさを生み出すメカニズムが根本的に違います。この違いを理解せずに重ね着をすると、せっかくのリカバリーウェアの機能を活かしきれない可能性があります。
この記事では、リカバリーウェアとヒートテックの仕組みの違いから、冬に最適な着方、おすすめの重ね着パターンまで詳しく解説します。
BAKUNE リカバリーウェア
着て寝るだけで疲労回復をサポート
ヒートテックとリカバリーウェアの仕組みは根本的に違う
リカバリーウェアの下にヒートテックを着ることをおすすめしない理由を理解するには、まず両者の仕組みを知る必要があります。
ヒートテックの仕組み:吸湿発熱で暖かくなる
ヒートテックは、ユニクロと東レが共同開発した機能性インナーです。その暖かさの秘密は「吸湿発熱」という仕組みにあります。
人間の体は、何もしていなくても常に水蒸気を発散しています。ヒートテックに含まれるレーヨン繊維がこの水蒸気を吸着すると、水分子の運動エネルギーが熱エネルギーに変換されます。これが「吸湿発熱」です。
つまり、ヒートテックは「汗や水蒸気を吸って発熱する」仕組みで暖かくなります。
この仕組みは外出時や寒い場所での防寒には優れています。しかし、布団の中のように保温された環境では、汗をかくほど発熱が加速し、さらに汗をかくという悪循環に陥りやすいのです。
リカバリーウェアの仕組み:遠赤外線の輻射で血行を促進
一方、リカバリーウェアの仕組みはまったく異なります。
代表的なリカバリーウェアであるBAKUNEには、特殊繊維「SELFLAME®」が使用されています。この繊維には極小のセラミックス粉末が織り込まれており、身体から発せられる遠赤外線を輻射(ふくしゃ)します。
輻射とは、体から放出された遠赤外線を繊維が受け取り、再び体へ跳ね返すイメージです。この作用によって血行が促進され、疲労回復や筋肉のコリ等の改善が期待できます。
重要なポイントは、リカバリーウェアは「発熱」するわけではないということ。体温を輻射して血行を促進する仕組みのため、ヒートテックのように暑くなりすぎることがありません。
仕組みの違いを比較表で確認
| 項目 | ヒートテック | リカバリーウェア(BAKUNE) |
|---|---|---|
| 暖かくなる仕組み | 吸湿発熱(汗で発熱) | 遠赤外線の輻射 |
| 汗をかいたとき | さらに発熱して暑くなる | 暑くなりすぎにくい |
| 期待できる効果 | 保温・防寒 | 疲労回復・筋肉のコリ等の改善 |
| おすすめの使用シーン | 外出時・寒い場所での防寒 | 睡眠時・自宅でのリラックスタイム |
| 一般医療機器 | 該当しない | 一般医療機器として届出済 |
リカバリーウェアの下にヒートテックを着ると起こる3つの問題
仕組みの違いを踏まえると、リカバリーウェアの下にヒートテックを着ることで起こりうる問題が見えてきます。
問題1:リカバリーウェアの機能が発揮されにくくなる
BAKUNEなどのリカバリーウェアは、肌から発せられる遠赤外線を輻射する仕組みです。メーカーであるTENTIALの公式サイトでも、「素肌の上に着ていただくことを推奨」と明記されています。
リカバリーウェアの下にヒートテックを着ると、肌とリカバリーウェアの間に層ができてしまいます。遠赤外線の輻射効率が下がり、リカバリーウェア本来の機能が発揮されにくくなる可能性があります。
もちろん、TENTIALの公式サイトには「インナーをご着用の上でも効果は感じていただけます」との記載もあります。ただし、最大限の効果を得たい場合は、素肌に直接着用するほうが理にかなっています。
問題2:睡眠中に暑くなりすぎる恐れがある
布団の中は体温で保温された環境です。ここにヒートテックの「吸湿発熱」機能が加わると、熱がこもりやすくなります。
睡眠中も人は発汗しています。ヒートテックはその汗を吸って発熱するため、布団の中が暑くなりすぎることがあります。暑くなると汗をかき、汗をかくとさらに発熱する。この悪循環が、寝苦しさや夜中に目が覚める原因になることもあります。
リカバリーウェアは「発熱」ではなく「輻射」の仕組みのため、暑くなりすぎにくい設計です。せっかくのこの特性が、ヒートテックとの組み合わせで相殺されてしまう恐れがあります。
問題3:目的が異なるアイテムを同時に使うことの非効率性
ヒートテックは「寒い場所で暖かく過ごすための防寒インナー」です。一方、リカバリーウェアは「血行を促進し、疲労回復をサポートするウェア」です。
目的がまったく異なる2つのアイテムを重ね着しても、それぞれの良さを打ち消し合う可能性があります。外出時の防寒にはヒートテック、睡眠時の疲労回復にはリカバリーウェアと、シーンに応じて使い分けるほうが合理的です。
リカバリーウェアの効果を最大限に引き出す正しい着方
では、リカバリーウェアの効果を最大限に引き出すには、どのように着ればよいのでしょうか。
基本は「素肌に直接着る」こと
リカバリーウェアの効果を最大限に発揮するには、素肌の上に直接着ることが推奨されています。
BAKUNEに使用されている特殊繊維「SELFLAME®」は、肌から発せられる遠赤外線を輻射する仕組みです。肌とSELFLAME®の距離が近いほど、遠赤外線の交換(輻射)がスムーズに行われると考えられます。
もし「リカバリーウェアを着ているけど変化がわかりにくい」と感じている方は、素肌に直接着用してみることをおすすめします。
重ね着するなら「リカバリーウェアの上に」着る
「寒いからどうしても重ね着したい」という場合は、リカバリーウェアの上から衣類を重ねることをおすすめします。
素肌→リカバリーウェア→その他の衣類
この順番であれば、リカバリーウェアの遠赤外線輻射機能を妨げずに、保温性を高められます。
インナーを着たい場合の選び方
どうしてもリカバリーウェアの下にインナーを着たい場合は、ヒートテックのような「吸湿発熱」タイプではなく、綿100%の薄手の肌着を選ぶとよいでしょう。
綿素材は吸湿性・通気性に優れており、余計な発熱を起こしません。リカバリーウェアの機能を大きく妨げることなく、肌着としての役割を果たしてくれます。
- 最も効果的なのは「素肌に直接着る」こと
- 寒い場合はリカバリーウェアの「上に」衣類を重ねる
- 下にインナーを着るなら綿100%の薄手がおすすめ
- ヒートテックなど吸湿発熱素材は避ける
冬のリカバリーウェア、寒さ対策はどうする?
「リカバリーウェアだけでは冬は寒い」という声もあります。冬の寒さ対策として、いくつかの方法をご紹介します。
方法1:冬用のリカバリーウェアを選ぶ
BAKUNEシリーズには、季節に応じたさまざまなタイプがあります。冬の寒さが気になる方は、保温性の高いタイプを選ぶのがおすすめです。
| タイプ | 特徴 | おすすめの季節 |
|---|---|---|
| BAKUNE ベロア | ベロア素材で保温性が高い | 真冬 |
| BAKUNE Warm | 裏起毛素材を採用 | 秋〜冬 |
| BAKUNE(スウェット) | スウェット地で程よい厚み | 春・秋・冬 |
| BAKUNE Dry | 天竺編みで通気性が良い | 春〜夏 |
| BAKUNE Mesh | メッシュ生地で涼しい | 夏 |
方法2:BAKUNEシリーズ同士を重ね着する
実は、BAKUNEシリーズ同士の重ね着は効果的な方法です。
たとえば、春夏用のBAKUNE Dry(半袖)を肌着代わりにして、その上に秋冬用のBAKUNE(スウェット)を重ねる着方があります。どちらもSELFLAME®繊維を使用しているため、リカバリー機能を維持しながら保温性を高められます。
この着方のメリットは、春夏用のBAKUNEを一年中活用できる点です。コストパフォーマンスの面でも優れた方法といえます。
方法3:寝具で保温する
睡眠時の暖かさは、リカバリーウェアだけで解決する必要はありません。掛け布団や毛布、敷きパッドなど、寝具の工夫でも十分に対応できます。
BAKUNEシリーズには、リカバリーウェアと同じSELFLAME®繊維を使用した寝具もあります。掛け布団、敷きパッド、枕パッドなどがあり、リカバリーウェアと組み合わせることで、より効果的な睡眠環境を整えられます。
BAKUNE 寝具シリーズ
掛け布団・敷きパッド・枕パッドで疲労回復をサポート
リカバリーウェアとヒートテック、それぞれの適切な使い分け
リカバリーウェアとヒートテックは「どちらが優れている」という話ではありません。目的とシーンに応じて使い分けることが大切です。
ヒートテックが適しているシーン
ヒートテックの吸湿発熱機能は、以下のようなシーンで力を発揮します。
- 寒い屋外での外出・通勤
- 暖房のきいていない場所での長時間滞在
- アウターの下に着る薄手のインナーとして
- スポーツや運動時の防寒
ヒートテックは「寒い場所で暖かく過ごす」ための防寒インナーとして、優れた性能を持っています。
リカバリーウェアが適しているシーン
一方、リカバリーウェアは以下のようなシーンに適しています。
- 睡眠時のパジャマとして
- 自宅でのリラックスタイム
- 運動後のクールダウン・回復時間
- デスクワークや勉強など座り仕事のとき
リカバリーウェアは「休息時に疲労回復をサポートする」ためのウェアです。一般医療機器として届出されており、疲労回復・筋肉のコリ等の改善・疲労軽減が期待できます。
シーン別おすすめの使い分け
| シーン | おすすめアイテム | 理由 |
|---|---|---|
| 通勤・外出時 | ヒートテック | 吸湿発熱で寒い屋外でも暖かい |
| 睡眠時 | リカバリーウェア | 暑くなりすぎず、疲労回復をサポート |
| 自宅でのくつろぎ時間 | リカバリーウェア | 血行促進で疲れをケア |
| 運動・スポーツ時 | ヒートテック | 動いても暖かさをキープ |
| 運動後の休息時 | リカバリーウェア | 運動で疲れた体の回復をサポート |

なるほど、「外ではヒートテック、家ではリカバリーウェア」って使い分ければいいんだね!

目的が違うから、重ねて着るより使い分けたほうが効果的なのね。
BAKUNEリカバリーウェアの特徴と選び方
リカバリーウェアの代表的なブランドであるBAKUNEについて、特徴と選び方を解説します。
BAKUNEとは
BAKUNEは、株式会社TENTIALが展開するリカバリーウェアブランドです。一般医療機器として届出されており、以下の効果が期待できます。
- 疲労回復
- 疲労軽減
- 筋肉のコリ等の改善
BAKUNEに使用されている機能性繊維「SELFLAME®」は、身体から発せられる遠赤外線を輻射し、血行を促進します。寝ている間に疲労回復が期待できるリカバリーウェアです。
累計販売数は100万セットを突破しています(トップス・ボトムス2点で1セット換算、累計販売数は2024年12月時点)。
季節別のおすすめBAKUNE
BAKUNEシリーズは、季節やシーンに応じて多彩なラインナップが用意されています。
BAKUNE Warm(裏起毛):裏起毛素材で保温性が高く、寒い冬でも暖かく過ごせます。疲労回復機能はそのままに、冬の睡眠環境をサポートします。
BAKUNE ベロア:ベロア素材を採用した最も保温性の高いタイプ。真冬の寒さが厳しい時期におすすめです。
春・秋におすすめ
BAKUNE(スウェット):スウェット生地で程よい厚みがあり、春秋の肌寒い時期に最適。オールシーズン使いやすい定番タイプです。
BAKUNE Pajamas:ボタン留めのパジャマタイプ。従来のパジャマに慣れた方におすすめです。
BAKUNE Dry:天竺編みで通気性に優れ、吸汗性も高いタイプ。サラッとした着心地で夏の睡眠を快適にします。
BAKUNE Mesh:メッシュ生地でさらに通気性が高く、暑い夏でも涼しく着用できます。
サイズ選びのポイント
BAKUNEのサイズ選びで迷う方も多いかもしれません。基本的には普段着と同じサイズを選べば問題ありませんが、ゆったり着たい方はワンサイズ上を選ぶのもおすすめです。
公式サイトでは身長・体重に応じたサイズ目安が掲載されていますので、購入前に確認しておくと安心です。
BAKUNE リカバリーウェア
一般医療機器として届出済
よくある質問(FAQ)
リカバリーウェアとヒートテックの重ね着について、よくある質問にお答えします。
まとめ:リカバリーウェアとヒートテックは使い分けが正解
この記事では「リカバリーウェアの下にヒートテック」というテーマで、両者の仕組みの違いや正しい着方について解説しました。
- リカバリーウェアの下にヒートテックを着ることはおすすめしない
- 理由は両者の仕組みがまったく異なるため
- ヒートテックは「吸湿発熱」、リカバリーウェアは「遠赤外線の輻射」
- リカバリーウェアは素肌に直接着るのが効果的
- 寒い場合はリカバリーウェアの「上に」衣類を重ねる
- 冬用のBAKUNE(Warm・ベロア)や寝具で暖かさを確保する方法もある
- 「外ではヒートテック、家ではリカバリーウェア」の使い分けがベスト
リカバリーウェアとヒートテックは、どちらも優れた機能を持つアイテムです。しかし、その目的と仕組みはまったく異なります。無理に重ね着するよりも、シーンに応じて使い分けるほうが、それぞれの機能を最大限に活かせます。
睡眠時の疲労回復を重視するなら、リカバリーウェアを素肌に直接着用し、寒さ対策は寝具や冬用タイプで対応することをおすすめします。

今日から使い分けてみよう!睡眠の環境を見直すいいきっかけになったわ。
BAKUNE リカバリーウェア
一般医療機器として届出済
疲労回復・疲労軽減・筋肉のコリ等の改善



