
「ニトリでリカバリーウェアは買える?」「2,990円のNウォームと26,840円のBAKUNE、なぜ価格差が10倍もあるの?」
リカバリーウェアを検討する際、多くの方がこの疑問を抱きます。結論から言うと、ニトリには本格的なリカバリーウェアは販売されていません。人気のNウォームシリーズは「保温」を目的としたルームウェアであり、「疲労回復」を目的とした一般医療機器認証付きのリカバリーウェアとは根本的に異なります。
この記事では、ニトリのNウォームとTENTIAL社のBAKUNEを「素材」「認証」「効果」の3つの観点から徹底比較。価格差10倍の理由を明らかにし、あなたに最適な選択をサポートします。

ニトリのNウォームでも暖かいし、疲れが取れる気がするんだけど…

暖かさと疲労回復は別物です。一般医療機器として認証されたリカバリーウェアには、科学的根拠に基づく効果が認められているんですよ。
- ニトリにリカバリーウェアが売っていない理由
- Nウォーム(2,990円)とBAKUNE(26,840円)の決定的な違い
- 価格差10倍の理由を「素材」「認証」「効果」から解説
- 一般医療機器認証付きで2万円以下のおすすめリカバリーウェア
目次
ニトリにリカバリーウェアは売っている?結論から言うと…
結論:ニトリには「リカバリーウェア」という商品カテゴリは存在しません。
ニトリで販売されているのは、Nウォームシリーズを中心とした「あったかルームウェア」です。これらは「吸湿発熱素材」を使用した保温性の高いパジャマ・部屋着であり、リカバリーウェアとは設計思想が根本的に異なります。
体から発散される水分を熱に変える「吸湿発熱素材」を使用した商品群。肌に触れた部分からじんわりあたたかくなる特徴があり、「Nウォーム」「Nウォームスーパー」「NウォームWスーパー」の3段階で保温性が異なります。
一方、リカバリーウェアとは「疲労回復」「血行促進」「筋肉のコリ等の改善」を目的として設計された機能性ウェアのこと。厚生労働省が定める「一般医療機器」として届出されたものは、これらの効果が科学的に認められています。なお、ワークマンやしまむらなどの格安ブランドとの違いについては「ワークマン vs ニトリ vs しまむら|格安リカバリーウェア徹底比較」で詳しく解説しています。
ニトリNウォームとBAKUNEの基本スペック比較
まずは両者の基本スペックを比較してみましょう。
| 比較項目 | ニトリ Nウォーム上下セット | TENTIAL BAKUNE 上下セット |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 2,990円〜4,990円 | 24,860円〜33,880円 |
| 素材の特徴 | 吸湿発熱素材(保温目的) | SELFLAME®(遠赤外線輻射) |
| 一般医療機器認証 | なし | あり(届出番号:13B1X10360000026) |
| 期待できる効果 | 保温・暖かさ | 疲労軽減・血行促進・筋肉のコリ等の改善 |
| 主な用途 | 防寒・部屋着 | 疲労回復・リカバリー |
| サイズ展開 | S〜L程度 | XS〜2XL(30種類以上) |
| カラー展開 | 3〜5色程度 | ネイビー、ベージュ、グレー他多数 |
| 販売実績 | 非公開 | 累計100万枚突破※ |
※トップス×ボトムス2点で1セット換算、累計販売数は2024年12月時点
BAKUNEの全モデルの違いを詳しく知りたい方は「BAKUNEはどれを選ぶ?全モデル徹底比較|失敗しない選び方ガイド」をご覧ください。

価格差が8〜10倍もあるけど、本当にそれだけの違いがあるの?

単なる「ブランド料」ではなく、「素材」「認証」「期待できる効果」という本質的な違いから生まれています。詳しく解説しますね!
価格差10倍の理由①「素材」の決定的な違い
最も大きな違いは「素材」にあります。
ニトリNウォームの素材:吸湿発熱
Nウォームシリーズは「吸湿発熱素材」を採用しています。これは体から発散される水分(汗や不感蒸泄)を熱エネルギーに変換する仕組み。ヒートテックなどでもおなじみの技術です。リカバリーウェアの血行促進とヒートテックの保温効果の違いについては「リカバリーウェアの血行促進とヒートテックの保温効果は何が違う?」で詳しく解説しています。
この素材の目的は「保温」であり、体を暖かく保つことに特化しています。血行促進や疲労回復といった「身体機能への働きかけ」を目的として設計されたものではありません。
BAKUNEの素材:SELFLAME®(機能性繊維)
BAKUNEには、豊島株式会社が開発した特殊機能繊維「SELFLAME®」が使用されています。
SELFLAME®とは
繊維原料に独自配合した極小セラミックス粉末が練り込まれた機能素材。着用者の身体から放射された遠赤外線の熱エネルギーをSELFLAME®が吸収し、再び輻射することで血行を促進します。
機能性繊維SELFLAME®は身体から発せられる遠赤外線を輻射し、血行を促進し、疲労回復が期待できます。
この「遠赤外線輻射」という作用機序が、単なる保温素材との決定的な違いです。
| 素材比較 | Nウォーム(吸湿発熱) | SELFLAME®(遠赤外線輻射) |
|---|---|---|
| 作用メカニズム | 水分→熱変換 | 遠赤外線吸収→輻射 |
| 主な目的 | 保温 | 血行促進 |
| 期待できる効果 | 暖かさの維持 | 疲労軽減・筋肉のコリ等の改善 |
| 医療機器認証 | 対象外 | 一般医療機器として届出可能 |
素材の種類ごとの特徴をもっと詳しく知りたい方は「リカバリーウェアの繊維(素材)の種類と違い|あなたに合うのはどれ?」をご参照ください。
価格差10倍の理由②「一般医療機器認証」の有無
2つ目の決定的な違いは、「一般医療機器」として厚生労働省に届出されているかどうかです。
BAKUNEは「家庭用遠赤外線血行促進用衣」として届出済み
BAKUNEシリーズは、2022年10月に新設された一般医療機器カテゴリ「家庭用遠赤外線血行促進用衣」の自主基準をすべて満たし、届出が完了しています。「一般医療機器の見分け方」の記事で、認証の仕組みをさらに詳しく解説しています。
- 一般的名称:家庭用遠赤外線血行促進用衣
- 医療機器製造販売届出番号:13B1X10360000026
- 届出者:ファーストメディカル(東京都杉並区)
一般医療機器として届出されるためには、以下のような基準を満たす必要があります。
- 遠赤外線輻射による血行促進効果のエビデンス
- 安全性の確認
- 品質管理体制の整備
- 適切な表示・広告
届出と認証、承認の違いについて詳しくは「リカバリーウェアの「一般医療機器届出済」とは?届出・認証・承認の違いをわかりやすく解説」をご覧ください。
ニトリNウォームは医療機器ではない
一方、ニトリのNウォームシリーズは医療機器ではありません。「あったか」「吸湿発熱」といった保温機能を訴求する一般的なルームウェアであり、「疲労回復」「血行促進」といった医学的効果を標榜することはできません。

つまり、「暖かい」と「疲労回復」は全然違うってことね…

その通りです。一般医療機器として認められるには、効果のエビデンスが必要。だからこそ、認証付きのリカバリーウェアには価値があるんです。
価格差10倍の理由③「期待できる効果」の違い
素材と認証の違いは、そのまま「期待できる効果」の違いに直結します。
ニトリNウォームで期待できる効果
- 保温(暖かさの維持)
- 吸湿発熱による快適性
- 部屋着・パジャマとしての機能性
BAKUNEで期待できる効果(一般医療機器として)
- 疲労軽減
- 血行促進
- 筋肉のコリ等の改善
- 疲労回復
BAKUNEの効果は「なんとなく良さそう」ではなく、一般医療機器として認められた科学的根拠のある効果です。「BAKUNEの口コミ・効果を1ヶ月使って徹底検証」では、実際の使用感も詳しくレビューしています。
効果の違いを数値で見る
| 比較項目 | Nウォーム | BAKUNE |
|---|---|---|
| 血行促進効果 | なし(保温のみ) | あり(遠赤外線輻射) |
| 疲労回復効果 | 標榜不可 | 一般医療機器として認可 |
| 筋肉のコリ改善 | 標榜不可 | 一般医療機器として認可 |
| 科学的エビデンス | 保温性のみ | 血行促進・疲労回復 |
ニトリ派におすすめ!2万円以下で買える一般医療機器リカバリーウェア
「BAKUNEの効果は理解したけど、2万円以上は予算オーバー…」という方のために、2万円以下で購入できる一般医療機器認証付きリカバリーウェアをご紹介します。予算別にリカバリーウェアを比較したい方は「1万円〜3万円台の高価格帯リカバリーウェア徹底比較」もあわせてご覧ください。
①AOKI リカバリーケアプラス(上下セット約8,990円〜)
スーツで有名なAOKIが販売するリカバリーウェア。一般医療機器に登録された本格派でありながら、上下セットで約8,990円〜と手頃な価格が魅力です。BAKUNEとの詳しい比較は「AOKI vs BAKUNE徹底比較|コスパで選ぶ?機能で選ぶ?」で解説しています。
②MTG ReD(上下セット約13,200円〜)
大泉洋さんのCMでおなじみのMTG「ReD」シリーズ。一般医療機器「家庭用遠赤外線血行促進用衣」として届出されており、上下セット13,200円〜(長袖セットは15,400円〜)とリーズナブルな価格帯から選べます。BAKUNEとの詳しい比較は「ReD vs BAKUNE徹底比較」をご覧ください。
③マイまくら リカバリーウェア(上下セット約16,500円〜)
寝具専門店「マイまくら」が手がけるリカバリーウェア。一般医療機器届け出済みで、上下セットが16,500円〜とコスパ抜群です。BAKUNEとの比較は「マイまくら vs BAKUNE 徹底比較」で詳しく解説しています。
④ワークマン メディヒール(上下セット約3,800円〜)
コスパ最強を狙うなら、ワークマンの「メディヒール」シリーズもおすすめです。2025年9月より一般医療機器「家庭用遠赤外線血行促進用衣」として届出済み(届出番号:13B1X10360000025等)となっており、上下セット約3,800円で疲労回復効果を謳える数少ない超低価格リカバリーウェアです。BAKUNEとの違いを詳しく知りたい方は「ワークマン VS BAKUNE徹底比較」をご覧ください。
全ブランドを網羅的に比較したい方は「リカバリーウェア全18ブランド徹底比較」もあわせてご覧ください。

予算に余裕があるなら、やはりBAKUNEがおすすめ。「一般医療機器+累計100万枚の実績+豊富なサイズ展開」という安心感は、ニトリ価格帯の製品にはない価値です。
BAKUNEが選ばれる3つの理由
最後に、価格差を超えてBAKUNEが支持される理由をまとめます。
理由①:一般医療機器として認められた効果
機能性繊維SELFLAME®は身体から発せられる遠赤外線を輻射し、血行を促進し、疲労回復が期待できます。
これは「なんとなく良さそう」ではなく、厚生労働省に届出された一般医療機器として認められた効果です。科学的根拠(エビデンス)を最新研究と臨床試験データから検証した記事もあわせてご覧ください。
理由②:累計100万枚突破の実績
BAKUNEシリーズは累計販売数100万枚を突破※。リカバリーウェア市場でトップクラスのシェアを誇り、2025年の市場調査ではBAKUNEとワークマンで市場の約半数を占めるほどの実績です。多くのユーザーに支持されている実績が、製品の信頼性を裏付けています。
※トップス×ボトムス2点で1セット換算、累計販売数は2024年12月時点
理由③:30種類以上のラインナップ
スウェット、パジャマ、Dry、Mesh、Warmなど、季節や好みに合わせて選べる豊富なバリエーション。サイズもXS〜2XLまで対応しており、体型を問わず最適な1着が見つかります。どのモデルを選べばいいかは「BAKUNEはどれを選ぶ?全モデル徹底比較」で解説しています。
よくある質問(FAQ)
まとめ:価格差10倍でも「認証付き」を選ぶべき人とは
ニトリのNウォーム(2,990円〜)とBAKUNE(24,860円〜)の価格差は約8〜10倍。この差は、「素材」「認証」「効果」という3つの本質的な違いから生まれています。
- とにかく暖かいパジャマが欲しい
- 疲労回復効果は求めていない
- 予算は3,000〜5,000円程度
「暖かいパジャマ」と「疲労回復を目的としたリカバリーウェア」は、見た目は似ていても本質が全く異なります。
もしあなたが「日々の疲れを少しでも軽減したい」「着るだけで身体をケアしたい」と考えているなら、一般医療機器として認められたBAKUNEの価値は、価格差10倍を超える投資に値するでしょう。
なお、「リカバリーウェアは本当に効果がある?」と疑問をお持ちの方は、科学的根拠と実際の口コミをまとめた記事もあわせてご確認ください。
機能性繊維SELFLAME®は身体から発せられる遠赤外線を輻射し、血行を促進し、疲労回復が期待できます。
BAKUNEは未使用品であれば購入後14日以内のサイズ交換にも対応しているので、初めての方も安心です。サイズ選び完全ガイドを参考に、まずは試してみてはいかがでしょうか。
その他の人気リカバリーウェアブランド
BAKUNE以外にも、人気のリカバリーウェアブランドをご紹介します。各ブランドの詳しい比較は「リカバリーウェア全18ブランド徹底比較」でも解説しています。
SIXPAD リカバリーウェア
MTGが展開するSIXPADのリカバリーウェア。トレーニング機器で培った技術を活かした製品ラインナップが特徴です。詳しいレビューは「SIXPADリカバリーウェア徹底レビュー」をご覧ください。
VENEX(ベネクス)
リカバリーウェアのパイオニアとして知られるVENEX。独自素材「PHT繊維」を使用した製品が特徴です。BAKUNEとの比較は「BAKUNE vs VENEX 2大リカバリーウェア徹底比較」で詳しく解説しています。







